クーラント冷却水の交換は、2年に1度は定期的に行わないといけません。 これは、クーラントの防錆効果が2年で低下してしまう為、クーラントの交換を定期的に 行わないと、冷却系統が錆びてしまって、エンジン内部のクーラントラインやラジエターのコアなどが詰まってしまい十分な冷却が行われなくなります。 それ故、「いつもオーバーヒート気味」という話も良く耳にします。
僕の場合は2年以内には必ず、エンジン分解したりウォーターポンプなどの水まわりが故障したりで、クーラント全交換を毎年やっている状況なのでそういう事態には陥っていないのですが、ずぅーっと放ったらかしにしている方は要注意です。 冷却系について詳しく知りたい方はココをクリックしてください。 ここでは、ロングライフクーラント(LLC)の簡単な交換方法を御紹介します。
取りあえずボンネットを開けて、 フロントグリルも外しておく (重要!) 運転直後など冷却水が温まっている間は絶対に作業しないで下さい。100%火傷します!
次いで、ヒーターノブを引き、ヒーターの導入ホースのバルブを開いておく いちお、ヒーターも冷却系統の一部です♪
それから、ラジキャップを開けて、 キャップの状態をチェックする 腐っているような感じだったら新しいものに取り替える。
準備が整ったら冷却水を抜く ラジエターの下側にドレンコックがあるので、これをひねると冷却水が出てくる。 ドレンコックがなかったらスキップ
ラジエター中の冷却水が全部抜けたら、ドレンコックを閉じる これで、全クーラントの約6割は抜けた計算になる。残りはエンジンだとかヒーターなどのクーラントラインに残っている。