バッテリーの規格と交換
(Gauge and Excahnging Batteries)


■バッテリー選びの基礎知識■

 バッテリー選びの一番重要な基本は、自分の車のバッテリーボックスのサイズをあらかじめ知っておく事が必要で、特に××の車種専用ということは決してありません。同じ12V規格のバッテリーであれば、自分のクルマのバッテリーボックスにさえ入れば、どこで売っているものだろうと使用する事が出来ます。
バッテリーの大きさには規格があり、例えば「65D26R」等の番号が必ず表示されています。この規格については、まず下の図を見てみましょう。

 最初の「65」バッテリ−の性能スコアを表します。これは、米国SAE規格における20時間試験に基ずく数字で、1.75V/cell以下に低下する事なく、20時間でバッテリーから取りだせる電流を表しています。
数字が大きい程、電力が大きく、エアコンやオーディオなどの電装品を頻繁に使用する方は、できるだけ数字の大きめのものを選択します。
バッテリー側面 (奥行 x 高さ) のサイズ規格
規格 「奥行」×「高さ」 端子の形状
A 127 × 162 [mm] ボルト/ナット
B 127 × 203 [mm]
129 × 203 [mm]
テーパー小
C 135 × 207 [mm] テーパー大
D 173 × 204 [mm]
E 176 × 213 [mm]
F 182 × 213 [mm]
G 222 × 213 [mm]
H 278 × 220 [mm]
 2番目の「D」バッテリーの側面、すなわち「奥行き」×「高さ」を表し、上の表のようになります。
 3番目の「26」バッテリーの幅を[cm]であらわします。
 
 最後の「R」は、端子の位置を表します。
左図のように(+)端子を手前に持ってきて、中心線が右側についている場合は「R」、左側についてたら「L」となります。
 自分のクルマのバッテリーボックスよりもサイズが小さいモノを購入する分には構わないですが、間違ってもそれより大きいものを買わないようにしましょう。
また、MINIで使用できる最大サイズは「80D26R」です。「80D26L」なども使用できますが端子の位置にはくれぐれも注意しましょう。MINIには、逆接続防止ブレーカーといったハイテク部品は装備されていませんので接続間違えると配線が飛んじゃいます。
以前、端子を間違えて工場に入院させたことがあります(痛い出費でした・・笑)
こう言った事柄をアタマに入れて、実際に作業に移ることとします。

■作業録(1/2)■

トランクを開けてカバーを外す
ゴムバンドを解除してから外す

次にバッテリー固定用ステーを外す
2ヶ所ボルトを緩めて外す

端子を外す順序はマイナスアースから
写真で言えば、奥が(+)端子で、手前が(−)端子になるので、マイナス端子から外す。この時、順序は間違えない。

次いでプラス端子を外す
プラスドライバでネジを外して端子を取り外す


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