エアツールを集めよう!
(これ持つとかなり便利なのよね・・)

クルマの整備で工具を扱っていると、よく「エアツール」とか「エア工具」なんて言葉を耳にします。「タイヤゲージ」や「インパクトドライバ」なんかはエア工具の代表的な工具の一つですね。
この「エアツール」は名前の通り空気の圧力を利用した工具の総称で、空気を圧縮する「エアーコンプレッサー」という装置をベースとして成り立っています。
このコンプレッサーにて圧縮された高圧エアの圧力で、多くのエアツールが作動する仕組みになっています。
ここでは、ベースとなるエアコンプレッサーの設置手順を始め、いろんなエアツールの紹介をしていこうと思います。

エアコンプレッサー(電磁駆動式)
エアツールのベースとなる空気を圧縮する為の機械。家庭用コンセントで動く電気駆動方式と、エンジン駆動方式の2種類のタイプがある。
情報提供:漢那タイヤサービス@JAFさん、sinopapaさん、沖縄クボタ(株)さん

 

<エアコンプレッサーをゲットしよう!>

ベースとなるエアコンプレッサーを選ぶには、高い買い物をするワケですから、かなり慎重になりがちです。
コンプレッサーの選び方は、僕自身の経験や、諸先輩方のアドバイス等から言えば、自宅で普通車のみを扱うのであれば、1.2馬力・噴出圧8kg/cm2程度のモノであれば充分です。
多くの整備工場では、大抵の場合、
6〜9kg/cm2に設定しています。
15kg/cm2くらいの噴出圧になると、かなり強い圧力でダンプカーなどの大型車なんかがこの圧力で作業しています。

駆動方式もエンジン式と電磁モーター式と両方ありますが、これについてもそこまで大差がありません。
強いて言えば、電磁モーター式の方がメンテナンスも楽・・つーか壊れた時はモーターだけ取り替えれば良いので、電磁モーター駆動方式の方がどちらかと言うとオススメです。
エンジン駆動方式のメリットは、モーターにくらべて回転数が高いので、タンク内圧の充填・回復時間が早い事と、持ち運んで電源のない所でも使用できる点で便利です。
タンク内圧の充填・回復時間については、ピストンの数を増やしても早くなります。もし、AC200Vの環境があれば、これを使うとかなり高率が上がりますので利用しない手はないと思います。ここまで述べてきた通り、エアコンプレッサー選びは自分の環境に合わせて適切に選ぶ事をオススメします。

 

>>設置手順・使用方法についてはコチラをクリック!<<

 

 

<集めて便利!いろんなエアツール>

インパクトドライバ
ボルトやナットを叩きながら回すための工具で、タイヤのハブボルトなどで良く使う。
マフラーなど錆びてて硬くなったボルトやナットなどでも簡単に外れる。

使用方法はココをクリック
情報提供:漢那タイヤサービス@JAFさん

タイヤゲージ
基本的にタイヤに空気を入れる為の工具。
これ持ってると、感覚的にガソリンスタンドの利用価値が下がる・・(笑)

使用方法はココをクリック
情報提供:漢那タイヤサービス@JAFさん

エアガン
圧縮エアを吹き付ける工具。
普通の場合、掃除用具として使う。
裏技として、サッカーボールやバスケットボールとかに空気入れたりとかもできる。

エンジンクリーナー
このエアツールの仕組みは、塗装とかで良く使うエアスプレーにも良く似ているが、エンジン洗浄用に特化されて出来たもの。
洗油としては灯油などを使用する。

使用方法はココをクリック
情報提供:沖縄クボタ(株)さん

その他、エアツールは、エアブラシだとか、グリースガンだとか、ミニルーターだとか、ハツリ機だとか、サンダーだとかいったいろんな工具があります。
エアツールの中には、電動工具と重複するものもあります。
むやみやたらに集めるのも良いですが、圧縮エアの特性を生かしてでしか出来ない工具を優先に集めていくのがベターです。賢く無駄なくエアツールを集めていきましょう。
最後にsinopapa師匠から一言・・
「エア工具は、アストロプロダクツストレートが安いよ!」とのことです♪

おしまい