ハンドルの位置は、人間構造工学に基づくドライビングポジションと深く関与しており、適正な位置でないと、運転時の疲労はかなり大きなものになります。 最近の国産車では、ステアリングアジャスタ(ステアリング調節装置)が標準装備になり、ハンドルの高さ調整は手軽に出来るようになりました。 しかしMINIのハンドルってアジャスタは標準装備で付いてません・・その上、ハンドルの位置がやたらと高いです。
MINIは、欧州車なので、基本的に平均身長の高い欧米人(白色人種)向けに設定された角度なので、平均身長の低い日本人(黄色人種)にはあまり向いていません。 そこで登場したのが、オプションパーツのステアリングアジャスタです。
適切なドライビングポジションは、運転時の疲れを癒し、事故をも防ぎます。 ここでは、ステアリングアジャスタの取付け方法について御紹介します。
まず先に ステアリングコラムカバーを外す キーシリンダ側はネジを2箇所外す。
反対側のネジは1箇所のみ これは、エアバッグ非装着車の場合で、コラムカバーは左右に別れている。 エアバッグ装着車は、コラムカバーの下側にビス2箇所と、残りは爪で固定されている。
取り外したコラムカバー 割れやすいので乱暴に扱わない事
矢印の黄色い部分が、純正の ステアリングシャフトのマウント MINIのステアリングシャフトは、ステアリングラックから、直接伸びているので、このようにハンドルが取り付けられている。 ハンドルの構造についてはココをクリック!