一般的な電装品の取付
(電子防サビユニットでの取付例)

<電子防サビユニット「Rust Buster」>

車体の金属部分(アース部分)に電子を補うことにより、金属酸化を遅らせる為の電子機器。つまり、クルマにサビを発生しにくくさせるための定番ツール。
他に「Rust Arrester」「Rust Last」というものも販売されているが原理は殆ど同じモノらしい。

<取付に関する回路設計>

まず電装品を取付けるに当たって、取り扱い説明書を見ながらアタマの中で上の図のような回路設計をします。そんでもって、クルマを見ながら取付の場所とか、どこから電源を取るのか等を具体的に決めていきます。
この図を見て、なんの事だかサッパリワケ解んないヒトはココをクリックして復習してね!

 

<作業録>

まず検電テスターで電源を探す
ここで取付ける電装品は前項で取り上げたように、クルマのキーに関係なく動作している必要性から、常時供給電源からとることにした。
ここではオーディオ用に過去に特別設けた配線系統を使用しているが、普通ならヒューズボックスから電源をとる方が一般的…
検電テスターの使用法はココをクリック!

ここから電源をとろう!と決めたら、ギボシ端子を使って配線を分岐させる
別にビニールテープでもいいが、アースとショートを起こさないように絶縁はしっかりとしておく。
「ギボシ端子ってなぁに?」っていう方はココをクリックして圧着工具の使用法を勉強してね!

アースはしっかりと接続する
意外と盲点で、アースにしっかりと接続されてなかったが故にその電装品が作動不良を起こす例が多々ある。ボリュームを上げると停止するカーステレオ等はアース不良が原因で起るよい例。

電源系統をきちんと接続したら今度はユニット本体を固定する
今回は、ユニット本体の重量自体が軽かったのでリアシートの下に両面テープで固定した。
もし重たい場合は、ビス留めやボルト&ナットで固定するのも一つの方法。

次に放電板を固定して作業完了!
説明書には金属部分に固定すると書いてあったので、両面テープで固定し、車体の金属部分(アース)に電子を補充しやすいようにビス留めを施した。
余ったコード類は配線バンド等でくくっておき、カーペットの下など見えないところに隠しておく。

おしまい