Hi-Lo Kit &スプリングコイル取付
(足回り改造のススメ)

<フロント編(5/5)>

12:アッパーアームのシャフトを抜く為、ブレーキ関係をバラす。

前述の通り、自分のMINIには右側のタイヤハウスにはアッパーアームのシャフトを抜く為の穴が開いてなかった…
そんなワケでブレーキ関係もバラす事にした。
まずウィンドウウォッシャー液のタンクをはずす。ボルト関係で留めてるワケぢゃないので、引っこ抜くだけでOK!

次にブレーキのマスターシリンダーをはずす。ブレーキサーボに固定しているボルト(黄色い矢印)を2本はずし、それから配管の接合部のナット(青い矢印)を2ヶ所はずす。
この時、ブレーキフルードが垂れ流しの状態になるので、あらかじめタオル等を用意しておく。

ブレーキマスターシリンダーを外した状態。
配管も邪魔なんで外してしまう。
この時、金属製の配管を折り曲げないように慎重に配管を外す
ここまでやったら、簡単にアッパーアームを外す事ができる。
後はとっととHi-LoKitとコイルサスを組込んで、エンジンルーム内の補器類を組立ててしまおう!!

13:(重要項目)
 ブレーキ関係を分解したら、
 必ずエア抜きを行う事!
これをやんないとクルマが止まらない…

エア抜きをするには、タイヤのブレーキ装置の部分にあるエア抜き用のボルトを使って行う。コイツを緩めた状態でブレーキペダルを踏むと、そこの部分からブレーキフルードが勢い良く飛び出す。
フロント部分は、ディスクキャリパーの裏側の矢印の所にエア抜き用のボルトが2ヶ所ある。

リアのエア抜き用のボルトはドラムの裏側の矢印のところの1ヶ所のみ。
エア抜きをする時、ブレーキフルードがアッと言う間になくなるので、いっぱい買い込んでおこう!!
常識とは思うがブレーキフルードの規格は「DOT4」を使用する。でもなけりゃ「DOT3」の規格のものでも充分に使える。
フロント編おしまい…