グラウンドバイパスケーブルの製作取付
(俗にいう今流行りのアーシングシステムの製作ですね)


今、流行りつつあるアーシングシステム・・つまりエンジンアースを拡張することにより電圧低下を防ぐものなんです。特にMINIにおいては雨天時とかに漏電を起こしやすく、電圧低下を起こしてエンストを起こすので、これの対処法として開発されたパーツのようです。
アースがいかに重要であるかという事はココを見て頂ければ解ると思います。
エンジンアースが不良になると、バッテリーが充電できなくなったりエンジンが始動できなくなったりエンストを起こしやすくなったりします。

純正のエンジンアース
太めのエンジンアース

しかし、実はアーシングシステムって大昔からあるんです。
音響関係・・特に重低音BASSシステム(ウーハーとかね)のオプションに電圧低下を起こしてエンストを起こさないようにする為のちょっと特殊な存在でした・・
名称は「グラウンドバイパスケーブル」と呼ばれるものでコイツを組んでいるクルマと言えば・・2000W以上のクラス(25inch-Woofer × 16発使用等)のSPLコンペ仕様の車両とかに搭載されていました。
このレベルになるとアイソレーターかましてバッテリー4発&コンデンサ5発とかになってくる上に実用レベルを遥かに超えているクルマです。なんせ最大音圧でフロントガラスが割れるくらいなんですから・・
もとは音響関係の電圧低下対策品なんで結構高いのかもしれません。
音響用の100Aヒューズボックスだけで良いものになると2〜3万とかしますからね・・
まともに購入すると3万円台と結構良い値段です。
取り合えずアース不良が原因でバッテリーが充電されない車両がありましたのでアーシングシステムなるものを作ってみることにしました(笑)

サンプル車両は、たかやすさんからの提供です m(_ _)m

 

<作業録(1/2)>

取り合えず材料を揃える
太さ5sqのオーディオ電源用ケーブルと
アース端子を買ってきた。
ケーブルはオートバックスで1Mあたり580円のモノと端子は電気設備屋さんで4個入り400円のタイプを購入

理想のケーブルはこんなもの
上写真で使われているのはあまり良くない。
理想的なケーブルは左写真のような「平織りケーブル」を使用する。
・ビニール被膜がない方が空気接触により放電率がアップする
・放電効率を上げる為に表面積を大きくする

などの理由がある。

アース端子の圧着はしっかりと行う
圧着後ハンダ付けすると良い。
ココでは1個の端子にケーブルを2本接続した。なんせエンジンアースは太い方が良いからね♪

出来上がったアースケーブル
コードは2Mしか買ってなかったので、取り合えずコイツと同じタイプのケーブルを2本ばかし作成してみた。

続きがあるよ!
下のNEXTをクリックしてね!