さて…いっちょ前の項目で、カーオーディオのヘッドユニットの取付について学習してきましたね。ここであなたは、ヘッドユニットまでは無事に取付出来たとします。 でもSONYやアルパインのカタログとか見ていると、CDチェンジャーやらMDデッキやら…しまいにゃ重低音をズンドコ鳴らすためのウーファー類やアンプ類…キリがありません… 「オーディオのオプション付けたい…でもMINIにはスペースが…電装系は大丈夫なの?‥」なんて思ってるヒトって結構多いのでは?? 僕のMINIにはその殆どが搭載されています。それでいて総ての電装機器が問題なく作動しています。ここではその電装系パワーアップのカラクリやオーディオ機器の設置スペースなど、MINIの限界について紹介していきます。
一般的な多くのカーオーディオの場合、必要とされる電源には、クルマのキーを回してONにした時に電源が入る「アクセサリー電源」とクルマのキーに関係なく常時通電している「バッテリー電源」の2種類の電源があります。 MINIの場合は、国産車に比べるとコード類は強くてもスイッチ類や接続端子が弱いため、多くの電装品を取り付けると、なんらかの電装的障害がどうしても発生しやすくなってきます。これは完璧だと思われる国産車であっても同じ事が言えます。 ウチのMINIはそういう問題に応えるべく、上の図のように30Aリレースイッチを使用し「アクセサリー電源」と「バッテリー電源」を新規に立ち上げてこれに対応させています。