ヘッドの脱着とヘッドガスケット交換
(究極のメンテナンスはコレにつきます!)

<作業録(3/6)>

エキゾーストマニホールドを外す
青い○の部分のボルト6ヶ所を外せば簡単にエキマニが分離できる。
ここでは、エキマニにキャブレターが付いたまんまで、さらに配管そのまんまの状態で取り外した。

エキゾーストマニホールドを分離
単キャブ仕様の場合、インテークとエキゾーストがセットになっている。
中央と両端の3口がエキゾーストで左右各々から2番目の2口がインテーク。
MINIの場合、エキゾーストが1,4番独立で2,3番は中央からの排気になる点がちょっと変わっている。

さて、お待ちかね…
目的のシリンダヘッドを分離する
緑の○部分のボルトを9ヶ所外せば構造的にシリンダヘッドは取れる…
…が結構、摩擦が凄く、なかなか外れないんで、青の○部分のボルトも外し、先にロッカーアームを外す。

先述のボルトを外したらロッカーアームは簡単に外せる

ロッカーアームを外したら今度はプッシュロッドを慎重に抜く。
この時、タペット(ロッド下端のキャップのようなもの)も一緒に抜けて、シリンダブロック内で転がる事がある。
もしそうなったらボトル帆船を作る要領で小さな穴からロッドを差し込んでタペットホールに入れなければならないので。
コレばっかりは慎重に抜く事!

ロッカーアーム&プッシュロッドを取り外したら、シリンダヘッドを取り外す
どひゃ〜まっ黒け…
かなりのカーボンがこびりつている。
カーボンの厚さだけで、約1mmくらいはあるんぢゃないのぉ〜?
ちなみに、冷却水を先に抜いておかないと、写真のようにプールになります(笑)
ティッシュ等ですかさず拭き取る事!!

取り外したシリンダヘッド
こちらも、まっ黒け…
こちらも1mmくらいのカーボンが付着していた。