ステディロッドブッシュの交換
(エンジン音が気になったら交換時、最低3年に1回くらいは交換しよう!)

ステディロッドとは、アクセルのON/OFF時に発生するエンジンの揺れを押さえるためのロッド(棒)です。一般的にはロッドの両端に「ブッシュ」と呼ばれるゴムが取り付けてあり、これでエンジンの揺れを支えているものが殆どです。

ステディロッド
ブッシュラバー

左:2年間使用のブッシュラバー
右:新品のブッシュラバー

よく、MINI関係の本を買い漁って読んでみると、必ずって言って良い程、この項目が載っています。でも、これってMINI乗りだけだと思ったら大間違い!!
国産車でも5年に1回くらいはステディロッドのブッシュを交換しなくてはなりません。
ブッシュのヘタリは、エンジンが横置きのクルマの場合に多く発生します。
この場合、アクセルのON/OFF時に車体は前後に負荷がかかりますが、エンジン本体までも前後に負荷がかかるので、「車体の前後の揺れ」+「エンジンの前後の揺れ」の相乗効果で、ステディロッドブッシュに相当な負担がかかるワケです。
MINIの場合も、エンジンが横置きに配置されているので、当然ながらステディロッドのブッシュがヘタリやすい車種のひとつになるんですね!
左の写真を見ても解るように、2年使用したブッシュでもここまでヘタるんですから、5年使用してしまうと、もっとヘタってしまって、いよいよエンジンの揺れを抑えきれなくなり、挙げ句の果てにはロッドのマウントステーの溶接部分まで取れてしまうケースもあります。

ま…2時間も作業時間があれば十分ですので、トライしてみてはいかがです??

 

<用意するもの>

ステディロッド用ブッシュラバー
これはRover純正のもので4個で¥2,000前後で売っている。あとスポーツタイプの強化ブッシュなどいろいろあるので、任意のものを用意する。
…けど、強化ブッシュは良い値段♪

 

<作業録>
下のNEXTをクリックしてね!