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ここでエンジンの回転数が上がると、もちろん燃焼サイクルの時間も短くなってきます。 しかし燃焼準備期だけは不変で、圧力上昇期だけが短くなってくるので、点火時期の調整を行わず、そのままの状態だとどうしても燃焼の遅れが生じてきます。 ここで、「ガバナーコントロール点火進角装置」の登場です!! これはウェイト(おもり)とバネを使用し、エンジン回転数の上昇に伴う遠心力を利用してエンジン回転数に見合った点火タイミングの調節を行うための装置です。(下図参照) 次に、エンジンの負荷が軽い(圧縮圧が低い)場合は、点火時期を早めた方が、効率よくガソリンを燃焼させることができます。逆に負荷が大きい(圧縮圧が高い)場合は逆に点火時期を遅らせた方が効率よく燃焼させることができるようです。 ここで登場したのが「バキュームコントロール点火進角装置」です!! これはキャブレターの負圧(吸入圧)との連動でエンジン負荷に見合った点火時期の調節を行っています。(下図参照) |
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そんでもって、2次電流側(高圧側)のコンタクトポイント間に火花を散らしてしまい(放電させてしまい)、終いには2次電圧の低下を招いてしまう結果になります。 これを解決しようと出てきたのが「コンデンサー」と呼ばれるモノです! コンデンサーは、ポイントがoffの時に点火コイルの1次回路から余った電気を吸収し、ポイントがonの時に同時に放電して、この自己誘導作用を防いでいるワケです。 |
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