クルマが動くしくみ
(アクセルペダルからタイヤが回るまで)

[Section-1]
アクセルペダル→エンジンへの混合気(ガソリン+空気)の注入

アクセルペダルを踏むと「アクセルワイヤー」を引っ張って、キャブレターやインジェクションに対して「エンジンにガソリンと空気を送れ!」と指示がいきます。
ここで「キャブレター」や「インジェクション」というものは、ガソリンを気化させ、空気との一定の割合で混合気を作り、ガソリンを最適条件で無駄なく燃焼させるための装置です。
「なぜ名前が違うか?」という理由はキャブレターは昔ながらの機械的な制御で混合気を作り、一方、インジェクションの方はコンピューターを使った最先端の制御で混合気を作っているので呼び方が違うワケです。

 

[Section-2]
プラグによる混合気の点火→エンジンの回転

エンジンに注入された混合気は、電気的なプラグの火花により着火され、一気に爆発し、その爆圧で「ピストンヘッド」を押して「クランクシャフト」を回します。ここで使用している図は、一般的な「4サイクルエンジン」の様子でちょうど自転車のペダルを漕ぐような感じでクランクシャフトを回しているワケです。
簡単に言ってしまえば、ペダルが4っつ付いた自転車をこいでエンジンを回していると考えてください。