エキゾーストマニホールド(LCB) 鬼のように種類がある・・

最近のカーショップを覗いてみると、ほとんど「見た目のカッコ良さ」で勝負に走っている傾向が強いようです。そのためか、「マフラー止まりの排気系カスタム」も多いらしく、なかなかエキゾーストマニホールドまではカスタムを施すヒトは滅多にいないのが現状のようです。 　昔、僕の後輩が自慢気に「マフラーを替えたんですよ！カッコいいでしょ、音もいいですよ！」と来たもんだから、僕は「次はエキマニだね！」と言った瞬間、「エキマニって何ですか？」と返されてしまいました。 なんの為にクルマをイジってんだか‥(_ _;)

　エンジン性能のトルクアップには「エンジンにより多くの空気を吸わせ、より多くの排気を吐かせる」という事が肝要です。すなわち「配管の径をより大きく、吸排気の抵抗をより少なく滞りなく吸排気を流させる」ということが大事なんです。

　今回の作業は、純正のエキゾーストパイプを、より大口径＆排気効率の良いエキゾーストマニホールド(LCB)に変更する作業です。LCBにもインジェクション用だとかキャブレター用だとかいろいろありますので、購入前に自分の車種に適合するかショップに問い合わせて相談してから購入する事をオススメします。
行き着く所はやっぱりLCB！！　排気効率の追求ってのも、なかなかイイですよね♪

ＭＩＮＩにおける、シングルキャブ仕様の純正のマニホールドは、上の図のようにインテーク（吸気）とエキゾースト（排気）のマニホールドがセットで一つのパーツを構成しております。ツインキャブのCooperならパーツが別々なので問題なくLCBが取付られます。

…っていうことは、シングルキャブ仕様のＭＩＮＩにはLCBだけ入手しても取付は難しいワケで、別にインテークマニホールドを手に入れる必要性が出てくるワケです。
そんなワケでこういった事柄をアタマに入れておいてから実際の作業に移りましょ！