第4ブロックは「下回りの検査」で、ピットに入ってから検査を行います。 第1ブロック同様、検査官が検査を行う有人検査です。 検査内容は、 ・制動装置にガタはないか、またブレーキ液の漏れはないか ・クラッチ装置にガタはないか、またクラッチ液が漏れてないか ・緩衝装置のガタ、各部ボルト・ナットに緩みがないか ・操舵装置のガタ、各部ボルトやナットに緩みがないか ・タイヤのハブの取付け状態にガタはないか ・エンジンオイルは漏れていないか ・排気管の取付にガタがないか、また排気漏れはないか などについて検査を行います。
検査中は検査官が車体中のナットやボルトを叩いたり、車体を揺さぶったりします。 検査官はピットの下で検査をしていますので、表示板の指示に従って、ハンドルを左右に揺さぶったり、ペダル類を踏んだりしてください。
このブロックで不合格になると、ボルトの増締めを要求させられたり、ブレーキやクラッチ関係のホース類やシリンダ類の交換を要求させられます。 ここでパスする為にも車検前には必ず車体の下回りを洗浄しておきましょう。