ヴァーチャル車検場
(車検場の仕組みと受験のしかた)

■第1ブロック:概要と判定基準■

第1ブロックは、「外回り検査」「同一性検査」の2種類の検査を行います。
外回り検査の内容は、
・ライトなど全ての保安装置が作動するか
・タイヤのハブボルトにガタはないか
・スペアタイヤと交換時に必要な工具類はあるか
・灯火器などの保安用具は備えられているか
といった事柄を、実際に検査官が車両の回りを回ってチェックしながら検査します。

外回り検査

また同一性検査は、これから検査する車両が車検証の記載事項と合致する車両であるかどうかを確認する検査です。
同一性検査は「車両形式」「車台番号」「原動機形式」について確認します。
大抵の場合、車両形式と車台番号はエンジンルーム奥の車体部分に刻記されており、原動機形式についてはエンジン本体に刻記されています。
MINIの場合、車台番号はトランクルームに刻記されており、車両形式と原動機形式はエンジンに刻記されているケースが多いです。
どちらにせよ、この刻記が確認できないと検査が進みませんので、最低でも刻記部分だけは必ず自分で確認して、見やすいように車検前に綺麗にしておくことが重要です。

 

概要が分かったら次は実際にテストを受けてみよう