デストリビューターの機能修復
(点火系ではもっとも重要で気を使いたい部品です)

 <作業録(3/3)>

コンタクトブレーカーポイントを取付けたら、今度はポイントのギャップ調整をする
まずカムの山がヒールに当たる所までエンジンを手で押して回す。
エンジンを回す時はファンベルトを手で回す。点火プラグを全て抜くと回しやすい。ヒールがカム山に当たると、ポイントが離れるので、最も離れた点でギャップ調整を行う。

ヒールがカム山に当たったら、ギャップ調整ネジ(固定ネジ)を緩める
このネジを緩めるとコンタクトブレーカーポイントが動かせるようになる。

ギャップ調整はシックネスゲージを使って行う
シックネスゲージをポイント間に差し込み
ポイントが開いた時の隙間(クリアランス)を 0.35 〜 0.40 mmに調整する。

シックネスゲージがない場合は、厚さ0.4mmの金属板で代用しても構わない。

シックネスゲージの使い方はココをクリック!

ギャップ調整が終わったら、ネジで固定してコンタクトブレーカーポイントの交換作業は無事完了!

コンタクトブレーカーポイントの交換が終わったら次はローターをハメ込む
ローターは、ガイドに沿って組込むようになっており、一方向しかハメることが出来ないしくみになっている。

ローターを組込んだら、
次はデスビキャップをハメ込む。
デスビのキャップも、ちゃんとガイドがあるので、ガイドに沿って被せる。
被せた後は、元通りにツメで固定する。

最後にプラグコードをしっかりと
正確に接続して作業完了

ここで接続順序を間違えないこと!(重要)
中央は点火コイルに接続して、スパークプラグ側への接続は写真の順序で接続していく。
スパークプラグの順序は右側(ラジエター側)から1番、2番‥と数えていく

おつかれさまでした〜
おしまい‥