ボンネットを開けてみよう
Open the Engine Room

まずボンネットを開けると、いろんな機械類がゴチャゴチャと並んでいます。ミッドシップ車を除いては、たいていの場合エンジンルームの中は車種を問わず、似たような部品の配列がなされています上の写真は「RoverMINI」のエンジンルームで、下の写真が「三菱ギャラン」のエンジンルームです。

エンジンルームの中はクルマを実際に動かす「エンジンそのもの」がエンジンルームの真ん中にど〜んと置いてあり、その周囲に止まったり、曲がったり、ライトを灯けたりする「補器類」がガチャガチャと配置されています。
しかし、これら補器類の配置なんかも、ちゃんと考えられて合理的に配置されています。
例えば「ラジエタ−」に関して言えば、何かを冷す為の部品なので当然ながら、風の当たりやすいエンジンルームの前方になってくるし、ブレーキやクラッチの油圧装置などは運転席のペダルの位置に近い場所に配置されるし、バッテリーなどの電装関係は水に弱いので雨水が侵入し難い所に配置されるワケです。
そう言う意味ではエンジンルームは合理的に造られているので、車種を問わずパターン化されていると言うのも納得がいきますね。

おしまい